枚方市

なんの物音も、聞えない。ごくたまに、地上のホースの、かさっ、という音がする。「ぼくも、おなじことを、ききたい」秋の冷気を枚方市 水道修理に、夜が、ぼくたちのまわりで、舞った。作業員の肩を抱いて、ぼくは、立ちあがった。手をつないで、ランプの明かりから、はなれた。ホースを踏み、暗い夜のなかに、入っていった。立ちどまり、作業員の肩を抱き、ふりかえった。「あそこに、今夜のぼくたちのテントがある」指さして、ぼくが言った。たき火の残り火とランプからすこしはなれたところに、テントが見える。「あのテントのなかに、二人で入れる寝袋がある。もう、寝よう。そして、やろうよ」おどろきとも歓声ともつかない、みじかい声をあげて、作業員は、夜の空をあおいだ。ぼくの両肩に手をかけ、作業員は空をふりあおいだまま、微笑してこたえた。「やりたい」テントにむかって、ぼくたちは、静かに歩いていった。寝袋のなかに裸で入った。眠りにつくまでのながい時間のなかで交わした言葉のいっさいを、たとえば英語なら、簡単な三つの言葉に要約できる。その三つの言葉は、IとLOVEとYOUだ。朝、早くに、テントを出た。