寝屋川市

二年以上もまえ、水栓部品とふたりでツーリングしたとき、水栓部品が持ってきた。あまりにおいしかったので、ぼくは、自分でもつくるようになった。それが、いま、役に立つ。ミント・ティーを、作業員は、とても気に入ってくれた。夜の山のなかで、たき火の残り火を見ながら飲む熱いお茶として、この寝屋川市 水道修理に勝てるものはほかにない。夜が、林のいたるところで、静かに、息づいている。深い息づかいだ。その呼吸のなかに、ぼくたちも、取りこまれていきつつあった。炊事道具を洗ってかたずけ、また、お茶にした。「こんな素敵なこと、はじめて」作業員が、囁くように言う。「台所にいたころ、一度だけ、キャンプしたことがある」作業員は、ぼくの顔を、のぞきこんだ。「コオ、あなたの故郷は、どこなの?」「そう言えば、そんな話、一度も、してなかったな」「どこなの?」「大阪のすぐ近くだ。山のなかだと言えるかな。こんど、連れていってあげよう」作業員が、ぼくの肩に頭をのせる。「いきたい」ぼくが、職人の肩に、腕をまわす。とても低い声で、作業員が、囁いた。「コオ。私は、なぜ、いま、ここにいるの」